「このまま学校に行けなかったら、この子は高校を卒業できないんじゃないか」
「通信制高校って、正直どうなの?大学なんて行けるの?」

夜、子どもが寝たあとに、スマホでこっそり調べている。この記事にたどり着いたのは、そんな親御さんかもしれません。

先に結論をお伝えします。N高グループでは、3年次を迎えた生徒の9割以上が卒業し、2026年には国公立大学に205名が合格しています。しかも授業料は、国の支援金でほぼまかなえます。

この記事では、学校の公表データをもとに、親が本当に知りたいことだけを整理しました。良いところだけでなく、向いていないケースも正直にお伝えします。

この記事のまとめ
  • N高・S高・R高は運営も学費も同じ。違いは本校の所在地とスクーリング会場だけ
  • 卒業率9割以上、進路決定率94%以上。大学進学のサポートも手厚い
  • ネットコースの授業料は、国の就学支援金でほぼ全額まかなえる(申請が必要)
  • 自分でスケジュールを立てるのが苦手な子は、通学コースやメンターの活用がカギ
  • 迷っているなら、まず無料の資料で親子一緒に確認するのが近道

通信制高校のイメージ、10年前で止まっていませんか

「通信制高校」と聞くと、事情があって仕方なく選ぶ学校、というイメージを持つ方も多いかもしれません。でも、ここ10年で通信制高校は大きく変わりました。その代表がN高等学校です。

N高等学校は、出版社のKADOKAWAとIT企業のドワンゴが設立した学校法人角川ドワンゴ学園が運営する通信制高校です。2016年に開校し、いまではS高等学校・R高等学校とあわせて「N高グループ」として運営されています。

全校生徒数は36,371名(2026年3月末時点)。ひとつの学校グループだけで、これだけの子が「自分に合った学び方」を選んでいます。スマホやパソコンで授業を受けられる「ネットの高校」として始まり、現在は全国100カ所以上のキャンパスに通うコースもあります。

N高・S高・R高の違い
3校の違いは、本校の所在地とスクーリング(対面授業)の会場だけです。学べる内容、コース、学費に違いはありません。

卒業・大学進学は本当にできる?

親御さんがいちばん不安に思うのが、ここではないでしょうか。N高グループが公表している数字を見てみましょう。

9割以上卒業率
94%以上進路決定率
205名国公立大学 合格
379名海外大学 合格

※卒業率は1・2年次に必要単位を取得し3年次を迎えた生徒の卒業率(2026年3月31日時点)。進路決定率は2026年5月19日時点で、卒業生のうち「進路未決定」「その他」を除く進路が確定している生徒の割合。

2026年の大学合格実績

区分2025年(同時期)2026年
国公立大学192名205名
うち東大・京大8名6名
早稲田・慶應82名91名
GMARCH266名325名
海外大学207名379名

※国内大学は2026年5月19日時点、海外大学は2026年6月3日時点。生徒・卒業生の申告にもとづく集計で、1人が複数合格した場合はそれぞれ計上。N高・S高・R高の合計。

ただし、これは3万人を超える生徒全体の数字です。「N高に入れば誰でも難関大学へ」というわけではありません。それでも、大学受験対策の講座や、志望進路別の専門チームによるサポートが用意されているので、本人に進学の意思があれば、それを実現できる環境は整っていると言えます。

「ひとりで続けられるか」への答え

「家でひとりで勉強なんて、続かないのでは」。通信制高校で親がいちばん心配するのはここです。N高グループには、そこを支える仕組みがあります。

「友だちができるか」という不安には、300以上の同好会や、eスポーツ部・投資部などのネット部活、オンラインのイベントが用意されています。

実際に通わせている保護者の声

公式サイトでは、メンターやTAのフォローが想像以上にきめ細かく、年の近いTAには子どもが気軽に相談できているという声や、学力で区切られずに自分のペースで学べることで、子どもが自信をつけて意欲的に勉強するようになったという声が紹介されています。

※N高グループ公式サイト掲載の保護者インタビューを要約

学費はいくら?就学支援金を使った場合の負担

「私立の学費なんて払えない」と思っている方にこそ、知ってほしい章です。N高グループでは、どのコースを選んでも共通で「単位制・通信制課程」の学費がかかります。授業料は1単位あたり12,000円です。

ネットコースの学費(年25単位の場合)

項目普通科普通科ベーシック
入学金(初年度のみ)10,000円10,000円
授業料(25単位)300,000円180,000円
施設設備費50,000円50,000円
教育関連諸費13,000円13,000円
初年度合計373,000円253,000円

※2026年度生徒募集要項にもとづく目安。就学支援金を差し引く前の金額です。普通科ではVR機器を使った学習などが利用でき、普通科ベーシックでは利用できません。どちらでも高校卒業資格は取得できます。

就学支援金を使うと、どうなる?

2026年度から、国の就学支援金は世帯の所得に関係なく受け取れるようになりました。私立の通信制高校の上限は年額33万7,200円です。ネットコースの授業料は年25単位で30万円なので、この上限の範囲内に収まります。

ネットコース(年25単位)支援金の前支援金の後(目安)
初年度373,000円約73,000円
2年目・3年目(各年)363,000円約63,000円
3年間の合計1,099,000円約199,000円

※普通科・年25単位・3年間で卒業する場合の試算。就学支援金は授業料のみが対象で、入学金・施設設備費・教育関連諸費は自己負担です。支援金は学校を通じた申請が必要で、在留資格などの要件があります。お住まいの自治体によっては、さらに上乗せの支援がある場合もあります。

3年間で110万円近くかかる学費が、約20万円。月にならすと5千円台です。「お金の心配で選択肢から外していた」という方は、一度考え直してみる価値があります。

通学コースを選ぶ場合
週1・週3・週5の通学コースは、上の学費に加えてコースごとの費用がかかります。キャンパスや通学日数によって金額が変わるので、資料で確認してください。

正確な学費は、
資料でわが家の場合を確認

コース別の学費、支援金の申請方法、キャンパス一覧がまとめて届きます。

無料N高の資料を取り寄せる
最短60秒で完了比較中でもOK入学の申し込みではありません

4つのコースの違い

N高グループの大きな特長は、お子さんの状態に合わせて「通い方」を選べることです。

コース通い方こんな子に
ネットコース通学なし。スマホやPCで好きな時間に学ぶ自分のペースで進めたい。部活や芸能・スポーツと両立したい
週1+コース週1日以上キャンパスへ少しずつ外に出るリズムをつくりたい
週3コース週3日キャンパスへ友だちと学ぶ時間も、自分の時間も欲しい
週5コース週5日キャンパスへ全日制に近い高校生活を送りたい

通学コースは、実際のキャンパスに通う「リアル」と、自宅から参加する「オンライン」のどちらかを選べます。カリキュラムは共通です。なお、週5・週3・週1+コースには入学試験(または書類選考)があります。

また、どのコースでも高校卒業のために必要なスクーリング(対面授業)への参加が必要です。原則として2年次に本校、1年次と3年次は全国のスクーリング会場で行われます。

正直に言うと、向いていない子もいます

どんなに良い学校でも、合う・合わないはあります。資料請求の前に、親子で一度考えてみてください。

向いている子

  • 決まった時間・決まった教室に通うのがつらい
  • 自分のペースなら、勉強に向き合える
  • プログラミングや語学など、好きなことを深めたい
  • 通信制から大学進学を目指したい
  • 今の高校から転校して、同級生と同じ時期に卒業したい

よく確認したほうがいい子

  • 声をかけられないと勉強を始められない(ネットコースなら、通学コースも検討を)
  • サッカーや野球など、学校の運動部で活動したい
  • 毎日、先生や同級生と顔を合わせる生活を重視したい(週5コースなら近い形も)
  • スマホやPCを使った学習が苦手

「よく確認したほうがいい」に当てはまっても、コースの選び方やメンターの使い方で解決できることも多いです。迷ったら、オープンキャンパスや個別相談会で直接聞いてみてください。

資料請求から入学までの流れ

  1. 資料請求(無料)
    コース・学費・キャンパスの詳細が届きます。
  2. イベントに参加
    オープンキャンパス、授業体験会、個別相談会で雰囲気を確認。
  3. Web出願
    通学コースはここで入学試験・書類選考の手続きも行います。
  4. 入学手続き・学習スタート

転入(今の高校からの転校)を考えている場合は、出願を随時受け付けています。前の高校で取った単位も引き継げるので、まずは相談してみてください。

なぜ「今」資料を取り寄せておくといいのか

まずは資料で、
親子一緒に「選択肢」を見てみませんか

学費の詳細、キャンパス一覧、イベント日程がまとめて届きます。
中学3年生・高校生のお子さんがいるご家庭が対象です。

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最後に、親御さんへ

お子さんが学校に合わないとき、いちばん苦しいのは本人で、その次に苦しいのは、そばで見ている親御さんかもしれません。

通信制高校は、つまずいた子のための「仕方ない選択」ではありません。その子に合った学び方を選ぶ、前向きな選択肢です。

この記事が、お子さんの「これから」を考えるヒントになればうれしいです。

参考:N高等学校・S高等学校・R高等学校 公式サイト/N高グループ 生徒募集要項/文部科学省「高校生等への修学支援」
掲載の数値は2026年10月時点で確認できた公表情報です。最新の内容は必ず公式情報でご確認ください。